漬け物好きとしてはいつかは自分でたくあんを作りたいと思っていましたがやりました。
しかもイギリスで。
しかも超簡単。
しかもほぼほったらかし。
まさに素朴な昔ながらのたくあんが出来ました。
しかも超絶美味しいです。
では紹介していきます。
素朴な昔ながらのたくあんの作り方
材料(参考のレシピ)
- 干した大根 5~6本(2.5~3kg)
- いりぬか 500g (もしくは米ぬか)
- 塩 200g (あれば天日塩などがおすすめ)
- ザラメ 150g
- 昆布 5cmくらい(適当でok)
- 鷹の爪 適量(お好みで)
- 大根の2倍の重さの重し
このレシピはあくまでも参考で、使用する大根の重さによって分量を変えればOKです。
イギリスで作るために入手する材料
- 大根 スーパー、チャイニーズスーパー、地元の野菜屋で入手可能
- いりぬか 日本食材店らいすわいんで入手可能
- ザラメ 代用品 Waitrose で Sweet & versatile Golden granulated sugarを入手
ポイント:大根はチャイニーズスーパーなどに売っているものはしっかりと太めが多いです。テスコなどや地元の野菜屋で買える少し細めの大根なら干すのに時間が短縮されるのでおすすめです。
いりぬかとWaitroseの砂糖はこちらを使用
自分好みの味にしてみたいなら
- 甘めが好きなら糖分を多めに入れる
- 果実(リンゴなど)の干した皮を入れる
- ウコンを色付けに使用する
では作り方です。
1、大根を綺麗に洗って拭きどこか風通しの良い場所に吊るす。
汚れがある場合はピーラーなどで取ってしまってもOK。
うちには自分の庭がなく大根も小さめだったので窓に吊るしました。
お庭があるお家ならお庭でも。
かなりシュールな図柄です。
こんな感じで干してました。すでに数日経って大根がしょぼくれてます。
細めの大根だったので約5日ほどでフニャとしたので引き上げました。
大きな大根なら1〜2週間ほどフニャッとするまで干してください。
5日間でこんな感じに縮みました。
水分が抜けてしわしわです。
「つ」の字に曲がります。
2、大根を漬ける
まずは表面を軽く洗いキッチンペーパーなどで拭いておく。
ここでのポイントはまず干した大根の重さを測ります。
それによっていりぬかや塩、ザラメなどの分量を決めます。
この大根は約1.5kgほどだったので全て半分の量で作りました。
- 干した大根 1.5kg
- いりぬか 250g
- ザラメの代用砂糖 75g
- 塩 100g
- 昆布と鷹の爪
- 重しはペットボトルなどでもOK
全ての材料をボールなどに入れてざっくり混ぜておきます。
大根は大きさや漬ける入れ物に合わせて1/2や、縦横1/4に切っても大丈夫です。
今回は半分に切りました。
半分に切った大根と混ぜた材料をジップロックに入れ、それをタッパーに。
注意:しっかり空気を抜いてピッチリと閉める
上から重しを置きます。日が当たらない涼しい場所で保管。
5〜7日で水分が出てくるのでその後は重しを半分の重さに変える。
5日目くらいで水分が出てきました。
時々ジップロックをモミモミして全体をなじませます。
重しは半分くらいの重さの缶詰に変更。
もしも水分が出てこないようなら塩を足すか重しを足します。
時々もみもみする以外ほったらかしです。
漬けてから約3週間。
水分も多くなりました。
細めの大根なので3週間で出しました。
見た目がマジにたくあんでかなり感動。
自然についた薄っすらとした色が昔ながら感満載です。
3、実食
薄めに切りました。
美しい自然な色です。
食感は伸びがあるのに噛むとパリパリ、いい具合の塩気とほのかなぬかの素朴な味。
いつか何処かで食べたような懐かしい感じのたくあんに仕上がりました!
ご飯にも、ビールにもバッチリ合います。
日本で食材を揃えられるならザラメ(三温糖)や天日塩などを使ってみたいですね。
日本ならいりぬかは¥154〜
ザラメ(三温糖)¥345〜
天日塩 ¥342〜
ぬか漬けも意外と簡単。冷蔵庫で保存なら毎日混ぜなくてもOK。
-
【イギリス】期間限定レアな白かぶのぬか漬けが美味しすぎる
続きを見る
まとめ
たくあんを作るなんて大変そう、手間がかかりそう、と思っていましたが実際は大変でもなく手間もかかりませんでした。
かかったのは時間です。せっかちな人には向いていないかもしれませんがほぼ放ったらかしで無添加の美味しいたくあんがイギリスでも作れてしまいました。
たくあん好きなら是非お試しを。