ロンドンの中心部、地下鉄 Bond street の駅から徒歩1分の「とんこつ屋」はメインの大通りOxford street から小道に入ったちょっとした隠れ場的な場所にあります。
店名が紛らわしいのですが TONKOTSU に関しては別のラーメン屋さんでこちらは TONKOTSU-YA(とんこつ屋)で Eat Tokyo グループの経営です。
人通りも少ない裏道なのでテラス席でもゆっくり食べられます。
店内
店内は細長くテーブルとガラス張りの壁沿いカウンターでそんなには広くありませんが、壁沿いのカウンターはお一人様にちょうど良く女性一人で行くのにもいい感じです。
行った時間帯が午後4時過ぎくらいだったのでとても空いていましたがディナータイムに行くなら予約しておいたほうがいいかもしれません。
メニュー
ラーメンがメインですがちょっとしたつまみや巻物などもあるのでラーメンを食べない人でも何かしらつまめます。
ラーメンの種類:豚骨ラーメン、豚骨チャーシュー麺、味噌豚骨、スパイシー豚骨
ラーメンスープ:基本、こってり
麺の硬さ:柔らか、基本、硬め
ラーメンスープの濃さが選べるのは今まで行ったイギリスのラーメン屋ではここだけではないでしょうか。
なぜか辛みを練りこんだ麺の種類が選べるというちょっと変わった麺の選択が出来ます。
豚骨ラーメン、麺硬め、スープ普通をオーダー
麺はストレート細麺、基本のトッピングはチャーシュー、煮卵、キクラゲ、シナチクとネギが入っています。スープは金田屋のラーメンに似ている気がします。何か特徴があるというスープではないので番人向け。
※あくまでも個人的な感想です。
チャーシューは丸いやつではなく細長の豚バラのままのタイプ。硬さはトロトロではないが硬くもない。
テーブルの上にはすでにセッティングされたお箸や醤油、ゴマ、ツマヨウジなどがあり、ラーメンを注文するとピリ辛高菜、紅生姜、ガーリックのセットが別で運ばれててきます。
個人的には白コショウが必須なのですが、店員さんにも聞いてみましたがこのお店にはコショウはありませんでした。。。。
コショウがなくて味が決まらないのでピリ辛高菜を何度もガッツリ投入。
ちなみに紅ショウガは甘い系のやつなのでこれも味が決まらず残念です。
とは言え、ラーメンは熱々で提供されるので日本人的には嬉しいです。
ロンドンのチェーン系ラーメン店の多くが基本を別の場所で作ってお店では麺を温めて出す、というパターンが多くお店自体で一から調理をしていないため塩胡椒などがそもそも置いていない店が多い。その代わりなぜか山椒などが出てきて???となる。
現在まで訪れた店でコショウのない店はTONKOTSU-YA、 BONE DADDY、金田屋。
山椒を置くくらいならコショウも置いてくれと是非言いたい。
店情報
TONKOTSU-YA (Eat Tokyo)
14 Woodstock Street, Mayfair, W1C 2AG
020 3489 5310
営業時間:月〜土 11:30-22:00 日 11:30-21:00
おすすめ度
街中の駅近くでサクッと入れるラーメン店。ベーシックな豚骨ラーメンは癖のない番人受けする味。熱々で食べられるのは日本人には嬉しい。
贅沢を言うとマー油と白コショウがあればさらにスープが美味しくなる、と思うのですがピリ辛高菜を好きなだけ入れらるのはかなり高得点。
コショウは持参しつつ、次回はスパイシー豚骨を試してみようと思うのでまた行ってみてもいいかなと思えるラーメン店でした。
女性一人でも気軽に入りやすいのでお一人様にもおすすめです。