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【ロンドン】車の運転要注意!20マイルでスピード違反・新しいスピードカメラを大量設置

ロンドン 交通局、通称TLFは2024〜2025年までに最大100万件のスピード違反を取り締まろうと新しいスピードカメラを3倍に増やす計画を実行中。

ロンドンで長年運転している人はすでに気づいているか、もしくはすでに恐ろしいスピード違反の手紙を受け取っているかもしれませんが、ともかく胃が痛くなるのは確かです。

この新しいスピードカメラの政策にロンドンのドライバー達は20マイルがスピード違反になることはあまりにも非現実的だと怒りに震えており、(20マイルって自転車に追い抜かれるスピードですよ)お金を作るカメラとして「Cash Camera」と呼ばれています。

✔︎もくじ

1. なぜ20マイル?

2. あらゆる場所でスピード制限が変更に

3. スピード違反の対策は?

4. スピード違反をしてしまったら

1. なぜ20マイル?

そもそもなぜ20マイルをスピード違反と決めたのか、それは2041年までに道路上で死亡者や重傷者をゼロにするという市長の取り組みにより決められました。

TLFのサイトによるとロンドンで起こる衝突事故で死亡や重症を負う37%の原因が速度によるもので、速度を下げる事により事故での死亡を無くそうというもの。

データによると、時速 30 マイルで人をはねた場合は時速 20 マイルではねた場合よりも死亡する可能性が 5 倍高くなるという事です。まあ当然ですよね。

インペリアル大学によるロンドンの 20マイル ゾーンの評価では、排気ガスの悪影響がないことを示しており、また、30マイルゾーンより20マイルゾーンでの車の方がよりスムーズに流れていて実際にタイヤとブレーキの摩擦による排出が削減されているのだとか。

テスト期間

実際に20マイルの取り締まりを始める8週間前にPlymouth(イギリス南西の海沿いの街)に仕掛けた1台のスピードカメラにはその期間中に23500人以上のドライバーがスピード違反をしている事がわかりました。

私もロンドンで多分2回も引っかかりました。1回目は普段行かないアクトンあたり、お店などが並ぶ細い道で夜だったのでゆっくり走っていたのにピカッピカッと来てパニックに!30マイル以下で走っていたのでまさか、です。

2回目はハムステッド、ここは大通りですがいつの間にかスピードカメラが!20+マイルでやられました。当然パニックです。幸運にも結局通知は届かずで多分テスト期間だったのだと思います。

2. あらゆる場所でスピード制限が変更に

今回の政策では20マイルでのスピード違反と同時に現在のスピード、例えば40マイルの場所を30マイル、30マイルの場所では20マイルにするなど制限速度が色々な場所で変更されています。

通りなれた道でうっかりいつもと同じ速度で走ってしまったらスピード違反になってしまうので気をつけなければなりません。

TFL によると2022 年 3 月 31 日に制限速度が引き下げられたいくつかの道路はこちら

  • Great Cambridge roundaboutとA10 Great Cambridge Roadの間、そしてWhite Hart Laneが時速 40 マイル→ 30 マイル
  • A23 Croydon から Green LaneのジャンクションとAlma Placeのジャンクションまで時速 30 マイル→ 20 マイル
  • A10 High Road から Bruce Grove ジャンクションと The Avenue 〜 Olinda Road, A503 Monument Way からA10 のFerry Lane ジャンクション含む道は時速 30 マイル→ 20 マイル
  • A107 クラパム コモンは、A10 とのジャンクションからホーマートン ハイ ストリートを過ぎて、すでに 20マイル ゾーンになっていますが、A102 ケンワージー ロードと B113 ウィック ロードのジャンクションまでは、30マイル → 20マイルに減速
  • ホワイトチャペル ハイ ストリートとブッチャー ロウの間の A13 商用道路は、時速 30 マイル→時速 20 マイル
  • ウェストミンスターで管理する 12.8 km のレッド ルートの道路には、A501 メリルボーン ロード、A41 パーク ロード - セント ジョンズ ウッド ロード、A5 エッジウェア ロード、A4 ナイツブリッジ、A202 ボクスホール ブリッジ ロード、A302 グロブナー プレイス、A4202 パーク レーンが含まれますが、これらの道路には制限はされていません。

こちらざっくりすぎるTFLが出しているスピードマップ

こちらはRACのサイトでもう少しフォーカスしたマップ

さらにこの秋からロンドンから南西の郊外、ギルフォードのサリーヒルズでは試験的に60マイルを20マイルに引き下げるとしており、サリー州議会は現在の時速 60 マイルの制限は、ほとんどのマイナーな地方道路には不適切であると述べ、風が強く曲がりくねった区間をその速度で運転することは無謀だと主張しています。

ウエストサセックスを含むその他の市町村もこの計画の導入を考えており、近い将来はロンドン郊外の田舎道は20マイルでしか運転出来なくなるかもしれません。

3. スピード違反の対策は?

現在進行形でカメラが設置されているので実際どの場所に20マイルのカメラがあるのかほぼわからないというのが現状です。

以前は30マイルで大丈夫だった道がいきなり20マイルになっているという事なのでかなり気をつけて運転しなければなりません。

使えそうなのはナビアプリのWazeくらいでしょうか。

Wazeはドライバー参加型のナビアプリで現在道路で何が起こっているのかをドライバー(運転中は無理ですが)がアプリにアップして情報を共有するというまさに道路の今を知ることが出来るアプリです。

スピードカメラの情報もかなり充実しており、運転中に事前にスピードカメラがあると知らせてくれます。

ロンドンで車を運転するのに必要な無料アプリ4選で紹介しているので参考までに。

Waze カーナビ & 交通情報
Waze カーナビ & 交通情報
開発元:Waze Inc.
無料
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4. スピード違反をしてしまったら

スピード違反をしてしまったらその場のカメラがピカッと2回光ります。

その後はスピード違反の手紙が届き罰金とペナルティポイントのお知らせが届きます。

スピード違反の最小ペナルティは、£100 の罰金と、ライセンスに追加される 3 ペナルティ ポイントです。ただしスピードをどれくらい出していたかによりポイントは4〜6と大きくなります。

スピード違反は警察の管轄になりますが、余程のスピードオーバーや今までに何度もスピード違反をしていない限り"Speed Awareness Course" という講習のオファーをされる事が多いです。これを受講することによりペナルティポイントが免除になります。

スピード違反は罰金だけでなくポイントもついてしまい、ポイントを無くすためには時間を割いて講習を受けなければならないなど、とにかく面倒な事が多いので本当に気をつけましょう。

その他、車に関するこちらの記事も参考にどうぞ

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以上、20マイルでスピード違反・新しいスピードカメラを大量設置についてでした。

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