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ロンドンで車を運転・気をつけたい要注意の道路サイン【規制による罰金を回避しよう】

2021年10月11日

こんにちは、tamaです。

ロンドンで車を運転して20年以上です。

イギリスは日本と同じく右ハンドルで免許の書き換えも簡単で意外とイギリスで運転するのは難しくはないです。

しかし基本的な運転以外での交通規制がこの10年ほどで大きく変わりその分道路のサインも増えました。少し前は大丈夫だった道でも通り抜けるだけで罰金を取られたりします。

年々カメラの数が増え続けているロンドンですが、今回は長年運転している私ですらうっかり罰金を払う羽目になってしまったちょっとトリッキーな道路サインを紹介します。

これからイギイスで車を運転する予定がある方は参考にどうぞ。

✔︎もくじ

1. 最も見逃さないように注意したいサイン

2. 交差点の黄色い線には要注意

3. 止まるな、白いジグザクサイン

4. 道の両サイドで駐車時間帯が違う

1. 最も見逃さないように注意したいサイン

2019年から始まったLondon Traffic Neighbourhoods 通称 " LTN "

ざっくり説明すると車両の規制をする事で歩行者やサイクリストなどの安全や環境を良くするために取り入れられた政策。

つまり今までは通り抜けられた道がいきなり通り抜けしてはいけなくなり(実際は入れる)うっかり通り抜けてしまった場合は罰金を課せられるという仕組みです。

そのサインがこちら、赤丸の中にバイクと車。

歩行者専用道路

バイク・車通行禁止

通常このサインの下に時間帯などの表記がある

トリッキーな事にこのサインがある道にはしっかり道の真ん中をガードして進入不可にしている道とそうでない道がある。

今までは通り抜け出来ていたので道の両端のサインに気づかないドライバーもいる。

実際の標識がこちら

この道の場合は月〜金の

朝 8:15~9:15am と午後 2:30~4:00pmの間が通行不可。

障害者ホルダーとトラックなどの荷物の積み下ろし、登録しているこの道の住人は免除される。

カメラマーク付きなのでうっかり入ってしまうと罰金の請求が来る。

"At any time"は常に進入禁止

ちなみにこの標識はこの半年の間に出来たもので道の脇に立てられているため気がつかずに入ってしまう場合も。

ロンドンの各自治体でこのような道路が増え、標識の前でUターンする車で渋滞、むしろ渋滞する事で二酸化炭素を増やしているだけだと沢山のドライバー達からの反対運動の動きもあります。

実体験:今までは大丈夫だった道。気づかず道路を往復したので2つのペナルティーが届きました。

カムデンの MORNINGTON STREET NW1 。ロックダウン中に設置されてました。

往復で2つのペナルティー、手紙の日付から14日以内に払えば£65(x2) それ以降28日以内だと£130(x2)です。マジかー!と叫んだのは言うまでもありません。

✔︎ペナルティーを避けるために気をつける事

  • いつも通る道路でもサインが増えてないか確認
  • 標識を見たらとりあえず止まって確認
  • 意味が分からない場合はUターンして侵入しない

✔︎GooglemapでLTNの道路は確認出来るのか?

今回ペナルティーになったMORNINGTON STREETで検索してみました。地図上では全くわかりません。

ただし経路としては通り抜けないような経路が出てきています。なので対策としてはGooglemapの表示する通りに行くしかないと言うことでしょうか。

ちなみにWazeでも同じでした。

こちらLTNの地図だそうですが大変わかりずらいです。

2. 交差点の黄色い線には要注意

交差点ですがこの数年で沢山のカメラが設置されました。

交差点の真ん中に引かれた黄色い線。

右左折する車以外はこの枠の中で止まれません

今や知らないうちにありとあらゆる場所にカメラが設置されています。

黄色い線のある交差点では注意が必要です。

直進する時は気をつけよう

  • 直進で交差点を抜ける時、前の車が動かず黄色い枠内に止まってしまったまま信号が変わるとペナルティーとなります。
  • 確実に前の車が動いて交差点内に止まらない事を確認してから直進しましょう。
  • 右左折するために指示器を出していれば交差点内にいてもペナルティーにはなりません。

3. 止まるな、白いジグザクサイン

道路脇に見かける白いジグザクサイン、通常は気にする必要はありませんが、時と場合によっては数十秒止まっているだけで(エンジンはかかっていても)ペナルティーを取られます。

どこでもよく見かける白いジグザクサイン。

このジグザクサインですが信号待ちや渋滞で車が動かない場合は全く問題ありません。

ただしそれ以外で自分の車だけが明らかに暫く止まっている場合はすぐにペナルティー。

実体験

白いジグザクラインのすぐ後に駐車スペースがあり出ようとしている車をジグザクの上で30秒ほど停止(エンジンはかけたまま)すぐに駐車するもその30秒がペナルティーに。

Representations(抗議の手紙)を送るもあっさり却下されペナルティーを払う事に。理由はどんな理由であれジグザクで止まってはいけないというもの。待つ間にバックしたり前進したり動いていれば良かったのだろうか?と今となっては聞いておけば良かったと思います。

4. 道の両サイドで駐車時間帯が違う

イギリスでは時間帯によって道路に無料で駐車可能です。

ただし同じ道路なのに左右で停めても良い時間帯が違う場合があります。

このサインは

・通常はレジデントパーミット保持者のみ

・月〜土の8pm ~ 6pm以外の時間帯は誰でも駐車可能

という意味です。

このようなサインは道の両側にあり、停めていい時間帯が違う場合があります。

注意ポイント

必ず自分が停める側のサインを確認しよう

こちらTraffic-signsからイギリスの道路標識全てが見れます。

罰則と罰金についてはこちら

イギリスで車を運転するなら知っておきたい Fixed Penalty Notices【罰則と罰金】

続きを見る

駐車するのに使える神アプリもどうぞ

【駐車】ロンドンで車を運転するなら絶対入れておきたいパーキング神アプリ【AppyParking+】

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まとめ

ロンドンでは交通規制がこの10年ほどで大きく変わり道路のサインも増えました。少し前は大丈夫だった道でも通り抜けるだけで罰金を取られたりします。

年々カメラの数が増え続けているロンドンですが、今回は長年運転している私ですらうっかり罰金を払う羽目になってしまったちょっとトリッキーな道路サインを紹介しました。

この先もドライバーには色々な規制がかけられるので常に注意が必要です。

以上、気をつけたい要注意の道路サインでした。

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