通常は車を運転していますが時々バスに乗ることがあり、先日初めてUSBポート付きのバスに乗りました。
日中だったので乗っている人は少なく年齢層高めの方々で誰もUSBを使っている人はいませんでしたがバッテリーがヤバイ人にとっては神のようなサービスです。
ロンドン交通局(TfL)は乗客の満足度を高めるためにUSBのサービスを開始、2021年末までには合計で800台になる予定ということなので現在(2022年)ではUSB付きバスは800台ある事になります。
こんな感じでランダムにUSBポートが付いてます。
このUSB付きのバスは新しいもののみに付けられているので全てのバスに付いているわけではありません。
現在USBが付いている(新しい車両のみ)バスはこちら
25、94、100、106、134、153、192、197、202、209、212、214、230、232、270、278、 285、323、357、360、364、378、405、425、444、482、497、507、521、C3、C10、K1、P5、X26、X140
サンルーフ付きのバスルート63
ロンドンの交通機関(TfL)は、ロンドンの交通機関をよりハイテクにするために、1つのバス路線 King's Cross と Honor Oak間のルート63バスを、首都でのバスの移動を改善する方法のテストベッドとして使用。
このルート63のバスはキングスクロス〜シティ〜サウスロンドンと通勤者や学生、観光客などの利用も多いルートなので様々な乗客に対してのテストが可能だそう。
更にこのバスはバスの中ではプレミアム仕様になっており、外側にはバスの目的地を前面、側面、背面に表示する電子スクリーンがあり、標準のディーゼルまたはハイブリッド2階建てバスよりも非常に静か。
内側には、木製のラミネートフローリング、背もたれの高い座席、バスをより広くするためのアッパーデッキにポールがない(代わりに座席のハンドルをつかむことが出來る)、サンルーフ、柔らかな照明、広い窓、強化されたリアルタイム情報画面。各座席には、専用のUSBポート、スマートフォンホルダー、バス停ボタンも付いています。
もはや観光バスよりも観光に使えそうな装備です。実際の写真はこちらより。
ただしロンドンの交通機関(TfL)は十分な資金調達が行えない場合はこれ以上このようなプレミアム仕様のバスは作れないとの事なので数少ない貴重なバスになるかもしれませんね。
しかしながら一市民としてはプレミアム仕様にするよりも運賃の値下げをしてくれる方がありがたい、というのが本音です。
以上、ロンドンUSB付きバスについてでした。